2014.5.30 用紙の見本帳

書籍用紙の見本帳をもらいに、新御茶ノ水ソラシティーにある日本製紙のペーパーギャラリーへ。業者さん向けな雰囲気ですが、一般向けにも開放されていて、日本製紙が取り扱う用紙の見本帳や書籍・雑誌の実例を自由に閲覧することができます。

ヴァンヌーボやアラベールなどのファンシーペーパーは、目にする機会が多い一方、書籍や雑誌の本文用紙は使用量が多い割に、銘柄などの認知度は高くありません。受け身でいると新しい用紙の情報なども知らずじまい。なので、こういったギャラリーの存在はとてもありがたいです。

今回の目当ては「モンテシオン」と「b7バルキー」という嵩高の微塗工紙。震災から3年後、再始動した日本製紙の石巻工場の8号抄紙機では、なぜかミラクルな(デザイナー目線で)用紙が震災後に多く開発されています。「モンテシオン」もその内のひとつ。復興支援品として位置づけられてきた用紙で、ざらつきがあり、ややグレーっぽい印象のナチュラルな用紙。紙の風合いを生かしたい仕事で何度か使用してきました。もう一方の「b7バルキー」も似た感じですが、特に白色度が高く、紙の白さを生かす際に良さそう。

リュックに見本帳をごっそり詰め込み帰宅。娘よりも重い。人生で最も重たいものを背負ったかも。銀座にある王子製紙にもギャラリーがあり、こちらも良いです。


お茶の水ペーパーギャラリー(日本製紙)

http://www.nipponpapergroup.com/opg


王子ペーパーライブラリー(王子製紙)

https://www.ojiholdings.co.jp/opl/index.html