2024年11月発行のフリーペーパー「はだの居場所(サードプレイス)マップ」を企画・デザインしました。
秦野エリアのこどもコミュニティーをイラストマップの形で紹介した冊子です。
秦野市で場づくりの活動をされている 一般社団法人 えん さんのプロジェクトとして一緒に制作させていただきました。
冊子の配布場所は、秦野市のお店やコミュニティー、秦野市にある小田急線の4駅(秦野駅、渋沢駅、東海大学前駅、鶴巻温泉駅)、秦野市行政の子育て施設、小・中学校などになります。
自分自身子育てをする中で、東京に住んでいた頃よりも地域やこどもに関するコミュニティーの情報を得る機会や、選択肢を一覧しながら判別できる状況が少なく、もどかしさを感じていました。
情報を俯瞰できる分かりやすい冊子やSNSなどがあったらいいなと考える中、居場所コミュニティーを運営される仲間と出会い、2023年の夏頃から一般社団法人 えん さんと一緒にイラストマップの制作を始めました。
冊子に登場するかわいいイラストを描いてくれたのは tent さん。書籍や雑誌、WEB、アパレルなどのジャンルでお仕事されるイラストレーターさんです。
さらっと描く線のニュアンスや、ほっこりした表情がとても素敵。
小田急の広告や旅雑誌「ことりっぷ」ほか、お仕事でもイラストマップを数多く手掛けられています。
今回、はだの居場所マップの制作にあたり、必要となる印刷代やイラストの制作費を広く募りました。
秦野での活動を始めたばかり、信頼もない私たちに、秦野・伊勢原エリアのお店やコミュニティー、個人のサポーターの方々にたくさんの賛同や関心をお寄せいただきました。とても感激しています。
お金をお出しいただく中で無理なお願いをしてしまい、関係を悪くしてしまうのではないかと不安もありました。
お願いするのであれば、協賛いただく方たちがその何倍もハッピーになってもらえるよう配慮や工夫をしようと、いろんなアイデアを散りばめながら進めました。
結果たくさんの方に喜んでいただくことができ、チャレンジして本当によかったです。
みんなで一緒に冊子を形にすることができました。ありがとうございました。
秦野の豊かな自然を生かしたこども向けの活動やイベント、安心して過ごせるコミュニティーやお店など。イラストマップづくりを通じて、素敵な居場所・サードプレイスがあることを再発見できました。
一方、コミュニティーの方たちとつながる中で、リアルタイムで起こっている厳しい状況にいる子供たちや親御さんたちのお話などもお聞きし、難しい実情も目の当たりにしました。
秦野エリア周辺でさまざまな選択肢が広がる可能性を、多くの方とシェアできるよう頑張ります。
引き続き「はだの居場所マップ」をよろしくお願いします!
■ 一般社団法人 えん
[WEBサイト]
https://shadanhojin-en.my.canva.site/